えーあいキッズの日記

大学生がAIを使うだけ

音楽全然わかんないヤツがAIの力借りて作曲してみた!

とうとうAIで作曲できる時代がきたようです。

作詞・作曲経験0、楽器を弾いた経験も学校でリコーダーと鍵盤ハーモニカした演奏したことのない私ですが、今回はSuno AIを用いて作曲をしてみました!

私の音楽趣味について

まあ、音楽知識が皆無な私ですが、音楽を聴くことは大好きです!
ただしアニソンに限る。
好きな曲はきらら系のアニメでお決まりの作中のキャラクターが、わちゃわちゃしているような楽曲です!
あとは麻枝准さんの楽曲が好きで、最近もheaven burns red という作品に登場するバンドShe is Legendのライブに行ってきました。
麻枝准さんを神のように崇めている私にとっては作曲というものは常にやってみたいことであり、何度か挑戦してみたのですが、作曲ソフトを入れてコードについてYouTubeで学び、チャレンジするものの何度も断念してきました。

Suno AIって何?

ざっくりいうとSuno AIとは曲がかけなくても曲のイメージを伝えるだけで曲を書いてくれるという、音楽知識ゼロでも作曲者になれる神アプリケーションです。

Suno AIにアクセス!

まずSuno AIにアクセスして使い勝手はどんなものかみてみました。

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アクセスすると出てくる画面

なんかオシャレなUIのサイトだなと感心し、右上のMake a songをクリックしていきます。

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作曲例が並ぶ画面

そうすると、trendingというタイトルのSono AIで生成されたと思われる曲の並ぶ画面が出現しました。試しに聴いてみるとtrendingと書いてあるだけあって良いメロディが聴こえてきました。

ただ、このサイトは日本語に対応しておらず日本語の曲もあまり生成されていないせいか、あまり歌詞の意味もよく分からず適当に聞き流すしかありませんでした!(投稿者は大学で学んでいる立場なのですが、、国立理系っていう肩書きって何にも役に立たないね!)

まあ、それはさておき早速左上らへんにあるcreateから作曲を試してみることにしました。

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アカウントを作れ!の画面

すると!アカウントの作成を催促する画面が現れました。なんでこんなものが必要なんだと思いながらGoogleアカウント、を利用してアカウントを作成しログインしました。

あとで調べてみると、作曲回数に一日の上限が定められているということがわかりました。アカウントを作成することで作曲回数を管理しているみたいです。
上限突破する方法もあるみたいでサブスク料金を払う必要があるみたいです。(ここで収益を得ているんですね)

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生成画面

Suno AIで作曲をする方法は2つあり、一つ目は、作って欲しい曲のイメージを打つ方法。これはイメージを書くだけで作れる簡単な方法です!二つ目は詞を書いて曲を作ってもらう方法です。どちらも、日本語を認識して作曲できるので、英語がわからない自分でも大丈夫!

作曲にチャレンジ!

作詞

今回自分は詞を書いて曲を作ってもらう方法で作曲に挑戦してみました。
上の画像の情報にあるCustom Modeというノブをクリックすると詞を入力する画面に移ります。
作詞も面倒であれば、ChatGPTやBardに任せれば良いのですが、人生で一度作曲をしてみたかった私は自分で作詞をしてみることにしました。

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気合いで書いた歌詞

まあ、こんな殴り書きだと読めないと思うのでテキストした歌詞を下に載せています。

[Verse]
真っ白な地図
君はくれたんだ
あの暑い夏の朝
まだ僕は知らない
僕たちの行き先を

[Chorus]
さあ飛び出そう
二人で
知らない世界
探しに
太陽の照らす先
目指せば
手に入れられるさきっと


[Verse]
真っ暗な夜
外は土砂降り
泥の道進む二人
絶対諦めない
僕たちの行き先を

[Chorus]
さあ飛び出そう
二人で
明けない夜は
ないから
心のたいまつ
燃やせば
見えてくるさきっと

[Bridge]
でも怖いまだ
転ぶこともありそうだ
でも進もうきっと
大切な君と一緒に

[Chorus]
さあ飛び出そう
二人で
知らない世界
探しに
太陽の照らす先
目指せば
手に入れられるさきっと

explorer

歌詞のこだわりポイントはストーリーを曲に載せるような形にしたこと、サビの歌詞の文字数を統一したことです。麻枝准さんの歌詞を少しリスペクトしたつもりです!

作曲

この歌詞を作曲させてみます。曲のサビ、Aメロ、Bメロ、Cメロに関しては多分対応していないのでTrendingに書かれていた歌詞を参考にしてAメロ・Bメロを[Verse]、サビを[Chorus]、Cメロを[Bridge]と前に書きました。これを書くことによって曲らしくしてくれるのでしょう。

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Suno AI 作曲画面

曲を生成してもらう際に歌詞だけでなく曲のジャンルを指定する必要があるみたいで、曲ジャンルを指定しました。ランダムでジャンル指定する機能もあるみたいです。また、ジャンルについては英語のみ対応です。

曲は一回の生成で2曲作ってくれるみたいです。

作曲してみた結果

まずpopで作ってみたところ……

すげー!日本語を流暢に歌ってるぞ!念の為言っておきますが、これは自分の声ではなくSono AIさんの声です!凄すぎて絶叫してしまいました。あと、曲のイラストみたいなやつもAIさんが勝手に選んだみたいです。
でも……

popとは???

曲のイメージがAIさんと合致しませんでした。もっと疾走感のある曲調を想定していたのですが、ちょっとこれは残念。まあ、AIは歌詞を感じ取ることはできませんからね。あと曲が途中でぷつりと途切れました。

ってことで違う曲調も試してみました。ちょっとテンポ上がってくれるかなと期待してupbeat popで!

テンポ上がらんのかいっ!って感じです。でもまあ、AIってすごいっすね。
で、ここで気づいたのはSuno AIさん1分20秒までしか曲を生成してくれないみたいです。これは有料プランに加入すれば増えるのか?

自分好みの曲調を探すのに今度はbandにしてみました。

これが作った曲の中では一番良かったかな?って言っても6曲しか作っていませんが……。アップテンポでバンドテイストになっているので爽やかさはあるかなと。

作曲してみた感想

でも、歌詞を書いて2,3分待つだけで曲を作ってくれるってすごいなと今回歌詞を書いてみて感じました。ただ、1分20秒だと曲として成立しないのでもう少し曲生成時間の上限が欲しいのと、自分好みの曲作るのには結局時間がかかるのかなという感じです。でも、音楽がわからない人間が曲作れるってのは結構すごいことですよね!これからもたくさん試していきたいと思います!

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東京の某国立大理系の大学生が教える!塾の本当の選び方!(個別?集団?映像?そんなんどうでもええわ!)

 皆さんこんにちは!今は受験シーズンど真ん中、受験生もその家族もみんなピリピリしている時期でしょう!
 また、このタイミングになって塾に子供を入れようという方も多いのではないでしょうか?
 というわけで子供をどのような時期に塾に入れるべきなのか?塾講師、家庭教師などあらゆる塾を転々としてきて、あらゆる闇をみてきた立場で皆さんにお伝え出来ればと思います。
 念のため言っておきますが、塾の選び方は中学受験、高校受験、大学受験どの目標に対しても違いはありません。このブログを読んで、塾の選ぶ考え方の参考になれば幸いです。

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私の経歴について

自分の受験についてざっくり紹介すると下の通り。

また、バイトについては以下の通り(イニシャルでいきます)

  • T個別指導塾 講師

  • S個別指導塾 講師

  • 自分で個人的に講師活動

  • E塾 講師

まあ、こんな感じでいろんな場所で講師をやってますw

なぜそんなに転々としているのか?それが今回の本題なのですが、塾って結局なんだろう?って講師をやっていて感じる訳なのです。

一般的な塾のイメージ

 
 一般的に塾に保護者の方は何を求めているか?
 →受験に向けてそれぞれの教科についての知識を身につけること

おそらくそうだと思います。塾って先生に教えて貰って知識を身につける場所であるから親御さんは行かしているのでしょう。
ただ、この考え方は改めた方がいいかもしれません

塾の良さとは何か?

ならば、1か月で何かしらの成果が出るかもしれない!

もし、お子さんを塾に行かしているのであればその成果を見てみてください。中高生のお子さんであれば定期テストの点数の推移、小学生・受験生のお子さんであれば模試の結果です。

おそらく点数の向上は限定的であるかと思われます。
もし、伸びているのであれば、それは塾のおかげと言えるでしょう。

では、なぜ伸びないのか?

A. 塾が悪いから。

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結局、塾で勉強できるのは週に1コマであればせいぜい60~90分の勉強しかしておらず、さらに言えばインプットしかできていないのだから。だから塾での学習で必要なのは授業で勉強する60~90分ではなく、一週間から60~90分を引いた時間なのです!ここをどうサポートできるかが塾の良さの本質なのです!

だから、塾に行かしているから大丈夫!とお子さんを放っておくとただただお金を無駄にし、しまいには目標にして欲しい学校すら目指せなくなってしまうのです。お子さんが家にいる時間にどれだけ質の良い勉強をしているかが、塾の指導の良さということができるでしょう。そのため、タイトルでも書いた通り、塾の授業形式なんてどうでもいいのです。

じゃあ結局どうやって塾選べば良いの?

ここまでの内容はもしかすると他のサイトなどでも見たことある内容かもしれません。でも、ここからが本題です。塾に申し込み、体験授業を受ける際塾で社員とお話しする中で、気を付けるべきこと質問すべきこと都心や大きい駅の方にある校舎の方が良いのでは?などあらゆる疑問について私なりの考えを述べさせていただければと思います。

このラインより上のエリアが無料で表示されます。

先生なんてどうでもいい!?見るものは校舎の綺麗さ、月謝の高さではなく教室長!

 塾をいくつか見学してみると塾によって施されている設備が色々あると思います。また、先生がどういう人なのかも気になると思います。
 
 このような情報はいくらでもネットの口コミなどで手に入れられる情報です。でも、先生の指導力なんてものは口コミなどでは手に入らない。まあ、クレーム的な内容は書いてあるかもしれないけど。そのため、先生の指導の仕方に着目するかもしれない。でも、そんなの当てにはなりません。
 
 教室にいる先生は「一流大学しかそろえていません!」って謳っていない限りどこも変わりません。塾の先生って優秀な人しかいないのでは?そんなの誤りです。大体2流、3流、4、5、6………って怖い話はここまでにして。でも、自分が一番優秀ってことも塾を転々としていることもよくありました。(あまり講師って能力重要視されていないところが多いのが現状です……)

 先生を指名できる塾でも、お子さんが勉強嫌いだったりすると、生徒を甘やかす先生や面白い話ができる先生が一番人気みたいなこともよくありました。

 面白い話をしてくれる先生は勉強のモチベーションupには大事ではありますが、考えなしに生徒を甘やかすような先生を良しとする塾はよくありませんね。

 このような先生を良しとするのか?これは教室長が決めることです。結局は指導上のルール、宿題を出す量など全ては教室長が講師に指導することで決まってくるわけです。そのため、教室長が生徒を育てる力があると言っても過言ではありません。たまに、講師が学習カリキュラムや宿題の量を決める塾もありますが、そんな塾は信用できないかなと。普段、大学のレポートやサークルなど自分のためにしか時間を使っていないバイトで働いている講師が片手間に学習に使う教材や指導方針を決めるなんて厳しいでしょ?(バイト募集見てみてください。引くほど時給安いから)
 
 なので、教室長がどういう方針で生徒を学習と向き合わせているのかが一番注目してみるべきなのです。


体験授業、面談で何を聞く?

 では、教室長や社員に何を聞けば塾の良さがわかるのか。きっと、ここまで読めばなんとなくわかる内容ではありますが、紹介させていただきます。

授業時間の内容と配分

 これは最初に聞かされる内容ではありますが、当然授業の質を知るためにはこれは必要です。映像授業や集団授業の場合、授業を受けるだけかもしれませんが、授業以外にもミーティングやら何やらオマケのような時間がついてくることもあります。そこで、その時間をどのように扱うのか何を目標としてどういう狙いでやるのかを訊いてみてください。しっかり考えがある社員であれば、動揺することなく答えてくれることでしょう。

課題の量

 課題の量はしつこく訊いてください。一日何ページ分の量が目安〜とかいう答えが返ってくると思いますが、どんな教材のどの範囲?という部分を重視しましょう。
 宿題はただ出せば良いのではなくどういう狙いでどれだけ復習させるのかが大事なのです。
 その時の訊き方で大事なのはどのように課題を決めているのかと課題を決めるためにどれだけ時間をかけているかについて知れると良いと思います。
 それは課題決めでかけているかけている時間が疎かになっている塾が多いからです。
 個別指導だと、1対2などで授業に集中していると宿題を決める時間がないのです。基本的に課題を決める時間は生徒は休憩時間と錯覚してして集中がぷっつり途切れるため、宿題を相談する時間は5分しかありまん。5分で宿題を決めるなんて到底できないので、適当になってしまいがちです。(そこについては集団授業の方がいいかも)


やっぱり、都心にある校舎の方がいいの?

 校舎の立地の違いで変わるのは通っている生徒の学力です。やっぱり、学力と育ちの良さは比例しているみたいで、周りの生徒の成績も全然変わってきます。これは、勉強の向き合う姿勢が違うからかもしれないですね。そういう環境の方が高め合うこともできるかも?

狙うべきは都心より大学の近さかも?

 働いている人間は結局大学生な訳で、良い先生は良い大学の周りが多いですね。地方から首都圏に越してきて大学の付近で暮らしている人が多いですね。なので、優秀な大学の近くの塾に通わせるのは一つの手かもしれません!

最後はお子さんとしっかり相談して

 ここまでのことを意識してみると、塾の様子など見方が変わってくると思います。最後に伝えたいのは、お子さんの意識を変えるのは親御さんであることが多いということです。
 ここでいうお子さんの意識は勉強に向き合うことや親御さんと親密な関係を築こうということの両方の観点です。お子さんの目指す場所などを決めるのはお子さん自身ですが、決めきれないこともよくあります。将来について考える時間をお子さんに作らせることも時には必要です。急に将来に関する話をしてしまいましたが、それらは全て勉強をしようというきっかけづくりのためです。勉強をしようと思う理由はあればあるだけいいです。
 私は情けない話ですが、国立大に行けばお小遣いを月1万円支給してもらえるというどうしようもない理由から国立大を目指しました。まあ、他にも理由はありましたが……
 とにかく、勉強をする理由を作ってあげることは必要だと思います。そのためには、たくさんコミュニケーションをとる必要があります。おそらく、お子さんが秘めている気持ちや話せていないことはたくさんあると思います。親子のコミュニケーションがどれだけとれているかは中学、高校、大学受験いずれにしても必要なことだと思うんですよね。まあ、てことでたくさん塾を決める際に話してみましょう!

まとめ

てことで、今回のブログの内容はいかがだったでしょうか?少しでも参考になることがあれば幸いです。もし、今回のブログの反応が良ければこのような内容の記事をお届けしていく予定なので、是非良ければ❤️やフォロー、コメントなどよろしくお願いします!

【短編ストーリー】On your mark!

設定

高校二年生の夏、中学生の頃から陸上部に所属していたしおりとあゆみの二人は夢だったインターハイに挑む。決勝まで勝ち進んだしおり。決戦の地を前に、二人は三年前の転機を思い出す。

登場人物

しおり
高校二年生の女の子。あゆみとは中学から一緒に陸上部に所属している。百メートル走でインターハイ決勝まで上り詰めるほどの実力者。あゆみには絶対の信頼を置いている。
 
あゆみ
高校二年生の女の子。もともとはしおりと同じ百メートル走の選手であったが、三年前に起こったとあることから現在はしおりのマネージャーを務めている。

On your mark!

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「遂に来たね、決勝」

「そうだね」

「あれ、もしかして緊張してる?」

「不思議だよね。五年も練習を重ねているのにね」

「しおりはずーっと変わらないね。五年前からその貧乏ゆすりとか」

「ふふん!貧乏ゆすりは私のルーティーンのうちってね」

「はいはい。アップは順調?」

「まあ、コンディションは結構良いよ」

「それならいいけど。予選ではスタートで少し失速してたし、いつものしおりらしくないんじゃない?」

「・・・やっぱりあゆみには敵わないな〜 誰にもバレてないと思ってたんだけど」

「何百回しおりの練習を見てると思ってるの! ついでに言っとくと、しおりがスタートで失敗したことまだ引きずってるのも分かってんだから」

「流石は私の専属マネージャー! ・・・・なんて言ってる場合じゃないよね。最後の試合で悔しい思いをしたくない」

「まあまあ、スポドリ飲んで落ち着きなって。飲んだらすぐにスタート練習始めるよ」

ごくごく……

「ありがと。気持ち切り替えるね」

「よし、スタート練習始めよう」

「うん、やろう! スタートライン、久しぶりに立ってみる?」

「・・・・最後だし立ってみようかな」

「こうして二人でスタート地点に立つとあの時を思い出すね」

三年前、私たちは都大会の出場権を獲得し、本番に向けて練習を重ねていた。

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3年前

「一レーン、二レーン通ります。行きます。よーいはい」

たたたた……

「あゆみってスタートの加速、速いよね」

「あなたが遅いのよ。それじゃ全国なんて通用しないって、今のままだと関東も厳しいよ」

「私は都大会に出れるだけで満足だよ」

「タイム的にも全国には届いてないしね・・・」

「そっか・・・。じゃあ、私は全国目指すことにするよ」

「全国って・・・。都大会には出れるけどさぁ」

「私が全国目指せば、しおりも全国目指すでしょ」

「・・・そうだね。あゆみ、私と一緒に全国目指そう!」

「うん! 約束ね」

こうして私たちは都大会を突破し関東大会に駒を進めたが、全国には届かなかった。

「やっぱり全国は難しかったね。だけど、来年出場したら全国行ける気がした。来年も一緒に全国目指そう!」

「うん! 同じ組で出場したいね。・・・ってて・・・・・」

「足怪我したの?大丈夫?」

「大丈夫、ひねっただけだから」

「すぐ病院で診てもらいなよ?」

「分かってるって!」

次に見たあゆみは松葉杖をついていた。

「あゆみどうしたのその足!」

「実は・・・私、しばらく・・・走れないみたい」

「走れないって、全国目指す夢はどうするの!」

「・・・・・ごめん、約束・・・守れなくなっちゃった・・・・」

「だけどね!決めたの。今まではしおりと一緒に全国に出たくて練習頑張ってきたけど、今度はしおりが全国に行くためにお手伝いをしたいって思ったの!・・・・私はしおりが全国で走る姿を見たいの。お願い!私にサポートをさせて!」

「・・・うん。私、本気で全国目指すよ! ガンガン頼っちゃうからね、あゆみ」

「うん。任せといて」

こうして3年後、あゆみと共にインターハイの決勝までたどり着いた。

「行きます。よーいはい」

たたたた……

「ファイト! 本番をイメージして」

「今のが本番に出せたらいいね」

「うん!絶対に本番でこの走りをしてみせる」

「そろそろ時間だし招集場所に行きましょ」

「でもその前にさ、背中にゼッケンつけてよ」

「もー、早くゼッケンつけておいてって何回言わせたら気が済むの?」

「そんなに怒らないでって専属マネージャーさん。これも私の大切なルーティーンの一つなんだって。」

「まったくもう・・・・」

「ありがと」

「そろそろメイントラックに行くよ」

「その前に、ちょっと、いい?」

「どうしたの?」

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「三年前からずっと私のことサポートしてくれてほんとに感謝してるの。あゆみ、ほんとにありがとう」

「突然改まってどうしたの?」

「そうだね。でも言いたくなっちゃって」

「なら、私も言わせてもらうけど、しおりと全国の会場に一緒に来られたことがとっても幸せだよ! しおりの専属マネージャーになって本当によかった!」

「うん! ありがとう。じゃあトラックに行こうか」

「ねえ、あゆみ」

「最後にいつものおまじない、お願いしてもいい?」

「・・・いいわよ」


「うん。サイコー!」

「じゃあ、行ってくるね」

あゆみと共に掴んだ舞台、絶対優勝してみせる!

ON YOUR MARK


SET

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最後に

最後まで読んでくださり、ありがとうございました!
元は朗読できるような文章を目指して作ったのでセリフが多めになっています。これからもこのような投稿をしていくと思うので、良ければ他のお話や投稿をみていただけると幸いです!