皆さんこんにちは!今は受験シーズンど真ん中、受験生もその家族もみんなピリピリしている時期でしょう!
また、このタイミングになって塾に子供を入れようという方も多いのではないでしょうか?
というわけで子供をどのような時期に塾に入れるべきなのか?塾講師、家庭教師などあらゆる塾を転々としてきて、あらゆる闇をみてきた立場で皆さんにお伝え出来ればと思います。
念のため言っておきますが、塾の選び方は中学受験、高校受験、大学受験どの目標に対しても違いはありません。このブログを読んで、塾の選ぶ考え方の参考になれば幸いです。
私の経歴について
自分の受験についてざっくり紹介すると下の通り。
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小学4年4月からCGパーソナルで中学受験?(学校補習に近かったかも)
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小学4年2月から早稲田アカデミーで中学受験
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東京農業大学第一高等学校中等部入学・卒業
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東京農業大学第一高等学校入学・卒業
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高校2年1月から河合塾マナビスで大学受験
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電気通信大学入学・在学中
また、バイトについては以下の通り(イニシャルでいきます)
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T個別指導塾 講師
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S個別指導塾 講師
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自分で個人的に講師活動
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E塾 講師
まあ、こんな感じでいろんな場所で講師をやってますw
なぜそんなに転々としているのか?それが今回の本題なのですが、塾って結局なんだろう?って講師をやっていて感じる訳なのです。
一般的な塾のイメージ
一般的に塾に保護者の方は何を求めているか?
→受験に向けてそれぞれの教科についての知識を身につけること
おそらくそうだと思います。塾って先生に教えて貰って知識を身につける場所であるから親御さんは行かしているのでしょう。
ただ、この考え方は改めた方がいいかもしれません。
塾の良さとは何か?
ならば、1か月で何かしらの成果が出るかもしれない!
もし、お子さんを塾に行かしているのであればその成果を見てみてください。中高生のお子さんであれば定期テストの点数の推移、小学生・受験生のお子さんであれば模試の結果です。
おそらく点数の向上は限定的であるかと思われます。
もし、伸びているのであれば、それは塾のおかげと言えるでしょう。
では、なぜ伸びないのか?
A. 塾が悪いから。
結局、塾で勉強できるのは週に1コマであればせいぜい60~90分の勉強しかしておらず、さらに言えばインプットしかできていないのだから。だから塾での学習で必要なのは授業で勉強する60~90分ではなく、一週間から60~90分を引いた時間なのです!ここをどうサポートできるかが塾の良さの本質なのです!
だから、塾に行かしているから大丈夫!とお子さんを放っておくとただただお金を無駄にし、しまいには目標にして欲しい学校すら目指せなくなってしまうのです。お子さんが家にいる時間にどれだけ質の良い勉強をしているかが、塾の指導の良さということができるでしょう。そのため、タイトルでも書いた通り、塾の授業形式なんてどうでもいいのです。
じゃあ結局どうやって塾選べば良いの?
ここまでの内容はもしかすると他のサイトなどでも見たことある内容かもしれません。でも、ここからが本題です。塾に申し込み、体験授業を受ける際塾で社員とお話しする中で、気を付けるべきことや質問すべきこと、都心や大きい駅の方にある校舎の方が良いのでは?などあらゆる疑問について私なりの考えを述べさせていただければと思います。
先生なんてどうでもいい!?見るものは校舎の綺麗さ、月謝の高さではなく教室長!
塾をいくつか見学してみると塾によって施されている設備が色々あると思います。また、先生がどういう人なのかも気になると思います。
このような情報はいくらでもネットの口コミなどで手に入れられる情報です。でも、先生の指導力なんてものは口コミなどでは手に入らない。まあ、クレーム的な内容は書いてあるかもしれないけど。そのため、先生の指導の仕方に着目するかもしれない。でも、そんなの当てにはなりません。
教室にいる先生は「一流大学しかそろえていません!」って謳っていない限りどこも変わりません。塾の先生って優秀な人しかいないのでは?そんなの誤りです。大体2流、3流、4、5、6………って怖い話はここまでにして。でも、自分が一番優秀ってことも塾を転々としていることもよくありました。(あまり講師って能力重要視されていないところが多いのが現状です……)
先生を指名できる塾でも、お子さんが勉強嫌いだったりすると、生徒を甘やかす先生や面白い話ができる先生が一番人気みたいなこともよくありました。
面白い話をしてくれる先生は勉強のモチベーションupには大事ではありますが、考えなしに生徒を甘やかすような先生を良しとする塾はよくありませんね。
このような先生を良しとするのか?これは教室長が決めることです。結局は指導上のルール、宿題を出す量など全ては教室長が講師に指導することで決まってくるわけです。そのため、教室長が生徒を育てる力があると言っても過言ではありません。たまに、講師が学習カリキュラムや宿題の量を決める塾もありますが、そんな塾は信用できないかなと。普段、大学のレポートやサークルなど自分のためにしか時間を使っていないバイトで働いている講師が片手間に学習に使う教材や指導方針を決めるなんて厳しいでしょ?(バイト募集見てみてください。引くほど時給安いから)
なので、教室長がどういう方針で生徒を学習と向き合わせているのかが一番注目してみるべきなのです。
体験授業、面談で何を聞く?
では、教室長や社員に何を聞けば塾の良さがわかるのか。きっと、ここまで読めばなんとなくわかる内容ではありますが、紹介させていただきます。
授業時間の内容と配分
これは最初に聞かされる内容ではありますが、当然授業の質を知るためにはこれは必要です。映像授業や集団授業の場合、授業を受けるだけかもしれませんが、授業以外にもミーティングやら何やらオマケのような時間がついてくることもあります。そこで、その時間をどのように扱うのか何を目標としてどういう狙いでやるのかを訊いてみてください。しっかり考えがある社員であれば、動揺することなく答えてくれることでしょう。
課題の量
課題の量はしつこく訊いてください。一日何ページ分の量が目安〜とかいう答えが返ってくると思いますが、どんな教材のどの範囲?という部分を重視しましょう。
宿題はただ出せば良いのではなくどういう狙いでどれだけ復習させるのかが大事なのです。
その時の訊き方で大事なのはどのように課題を決めているのかと課題を決めるためにどれだけ時間をかけているかについて知れると良いと思います。
それは課題決めでかけているかけている時間が疎かになっている塾が多いからです。
個別指導だと、1対2などで授業に集中していると宿題を決める時間がないのです。基本的に課題を決める時間は生徒は休憩時間と錯覚してして集中がぷっつり途切れるため、宿題を相談する時間は5分しかありまん。5分で宿題を決めるなんて到底できないので、適当になってしまいがちです。(そこについては集団授業の方がいいかも)
やっぱり、都心にある校舎の方がいいの?
校舎の立地の違いで変わるのは通っている生徒の学力です。やっぱり、学力と育ちの良さは比例しているみたいで、周りの生徒の成績も全然変わってきます。これは、勉強の向き合う姿勢が違うからかもしれないですね。そういう環境の方が高め合うこともできるかも?
狙うべきは都心より大学の近さかも?
働いている人間は結局大学生な訳で、良い先生は良い大学の周りが多いですね。地方から首都圏に越してきて大学の付近で暮らしている人が多いですね。なので、優秀な大学の近くの塾に通わせるのは一つの手かもしれません!
最後はお子さんとしっかり相談して
ここまでのことを意識してみると、塾の様子など見方が変わってくると思います。最後に伝えたいのは、お子さんの意識を変えるのは親御さんであることが多いということです。
ここでいうお子さんの意識は勉強に向き合うことや親御さんと親密な関係を築こうということの両方の観点です。お子さんの目指す場所などを決めるのはお子さん自身ですが、決めきれないこともよくあります。将来について考える時間をお子さんに作らせることも時には必要です。急に将来に関する話をしてしまいましたが、それらは全て勉強をしようというきっかけづくりのためです。勉強をしようと思う理由はあればあるだけいいです。
私は情けない話ですが、国立大に行けばお小遣いを月1万円支給してもらえるというどうしようもない理由から国立大を目指しました。まあ、他にも理由はありましたが……
とにかく、勉強をする理由を作ってあげることは必要だと思います。そのためには、たくさんコミュニケーションをとる必要があります。おそらく、お子さんが秘めている気持ちや話せていないことはたくさんあると思います。親子のコミュニケーションがどれだけとれているかは中学、高校、大学受験いずれにしても必要なことだと思うんですよね。まあ、てことでたくさん塾を決める際に話してみましょう!
まとめ
てことで、今回のブログの内容はいかがだったでしょうか?少しでも参考になることがあれば幸いです。もし、今回のブログの反応が良ければこのような内容の記事をお届けしていく予定なので、是非良ければ❤️やフォロー、コメントなどよろしくお願いします!